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2024.3.30

SINNSHIGERUのつぶやき

ジン 最強テクノロジー ディアパル(Sinn Technology DIAPAL)搭載モデル紹介

『103.TI.DIAPAL.M』

長期にわたる精度の安定

ディアパルシステムでは、時計の精度を保つために最も重要な脱進機のガンギ車に特別な加工を施すことで、潤滑オイルを使用しなくても部品同士が摩擦を起こさずに作動。長期間にわたりムーブメントの、とりわけ脱進機の精度を保つことができます。

『103.TI.DIAPAL.M』

通常ツメにはルビーを採用するのですが、ダイヤモンド製にすることでガンギ車のスチール間との摩擦を軽減する方法を採用している。これが最強のジンテクノロジーである。

1995年、ルビー製の爪石をダイヤモンド製に代えることから、ディアパル・テクノロジーの研究がはじまりました。通常のエスケープメントでは、ルビー(ツメ石)とスチール(ガンギ車)の間の摩擦を軽減するためだけにオイルが必要となります。スイス・レバーエスケープメントにおいては、表面を研磨したダイヤモンドの方が、伝統的に使用されているルビーよりも「摩擦相手」として適していることが明らかになりました。これにより、長期にわたって動作させるという目的のためには、潤滑をする必要がなくなりました。しかし、この材料の組み合わせではまだ、潤滑をせずに十分な振幅を得ることができませんでした。そこでSINNでは1995年から、その他の数多くの材料の組み合わせで時計技術における適正が検証され、2000年に初めての特許が申請されました。

SINNはディアパルという、元来、ダイヤモンド製ツメ石につけられた名称を、その後開発されたすべての材質組み合わせにも使用しています。つまり、輪列、とりわけスイス・レバーエスケープメントを潤滑せず、長期間「摩擦のない」状態で機能させることができる材料の組み合わせ、それがディアパル・テクノロジーです。そして756DIAPALにおいて遂に、ナノテクノロジーを使用した技術が量産品に導入されることになしました。(ジンカタログより)

『103.B.SA.DIAPAL.M』

潤滑油不要という事はオーバーホールのインターバルが格段にひろがり、通常3-5年のところ6-10年なります。(以下2点紹介します、詳しくは画像をクリックしてください。)

『103.TI.DIAPAL.M』

『103.B.SA.DIAPAL.M』

コラムホイール

店主のつぶやき:『ディアパル・システム』は機械式時計の生命線であるオーバーホールのインターバルが倍に伸びる特徴に魅力を感じます。ここに紹介している、『103.TI.DIAPAL.M』『103.B.SA.DIAPAL.M』の違いはチタン製とステンレススティール製のケース・ブレス違いだけで、重さがそれぞれ125gと184gとのピュアチタン製が各段に軽いだけで、そのほかに違いはありません。備えている性能は、クロノグラフ・UTC・特殊オイル66-228(?45℃から+80℃での精度保証)・特殊結合方式の回転ベセル・ARドライテクノロジーとジンテクノロジー搭載のジン高級技術満載の機種となっています。キャリバーも「ラ・ジュー・ペレ LJP8000」を使用してコラムホイールのクロノグラフ操作する、「カチーッ」と確実な手ごたえは堪りません。ジン最強テクノロジーのディアパル・システム搭載モデルは現在2点店頭にありますので是非ともご来店の上お手に取ってお確かめください。お待ちしております。

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