2024.2.16
Sinn新製品紹介『103.St.Ty.Hd 』
クラシック手巻きクロノグラフ
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Sinn Spezialuhren の特徴を最もよく現わしている時計はどれでしょうか？それは、1960年代半ばからクラシックなパイロットクロノグラフとしてコレクションに加わり、以来、Sinnを代表するアンバサダーと言える103シリーズです。時計コレクターの中には、自動巻きムーブメントを搭載した時計の他、アクリルガラスと手巻きムーブメントを搭載したモデルもあったことを記憶している方もいらっしゃることでしょう。Sinn の手巻きムーブメントを搭載した時計が人気だったということは、Sinnの伝統的な時計製造技術が好まれていたということでしょうか？それとも、時計を巻き上げるという日々の儀式的な行為によって、時計と時間という結びつきがより強くなり身近に感じるようになったからでしょうか？実際のところ、手巻き式時計の魅力はさまざまな嗜好や価値観から生まれたものと言えます。
そのことを念頭に置いて、103.St.Ty. Hdは名高い先代モデルを褒め称えた現代の腕時計といえます。衝撃耐性のあるアクリルガラス、58時間以上のパワーリザーブを備えた手巻きムーブメントを搭載しています。さらに、103シリーズの手巻きムーブメントを搭載したSinnの腕時計は、約20年前に公式に発売したのが最後であり、103.St.Ty.Hdの発表をより特別なものにしています。搭載している特別なキャリバーは、機能性に特化したクラシックなトリコンパックス・クロノグラフです。
マットブラックの文字盤には、3時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計、9時位置にスモールセコンドを配置しています。マットシルクのライトイエローのインカウンターをV字型にシンメトリーに配置することで、バランスの美学と独創的なデザインを生み出しています。また、クロノグラフ秒針と分針はダークレッドで強調、クロノグラフ30分計目盛りも赤と黒でデザインし、視認性を高めて時間をより速く読み取ることができるよう配慮しています。
マットブラックの文字盤を飾るのは、高品質なファセット（面を取った）アプライドインデックスです。時分針にも施したファセットとの組み合わせでこの時計は気品を放ちます。夜光塗料により暗闇でも視認性が保たれます。別の特筆すべき機構であるタキメータースケールは、ベゼルの内側に配置、時速60kmから時速600kmまでの速度を手動で正確に計測したいという時計コレクターの要望に応えています。この時計は20気圧までの防水性と耐圧性を備え、日常生活における高い実用性を保証しています。この103.St.Ty.Hdは、全てにおいてSinnの歴史における名高いシリーズにふさわしい時計であり、世界1,000本限定であることでコレクターの垂涎の的となることは間違いありません。
• 世界限定 1000 本
• ポリッシュ仕上げのステンレススチールケース
• タキメーター
• パイロットベゼル
• 耐衝撃性強化アクリルガラス
• ステンレススチール製裏蓋
• 20気圧防水
• アプライドインデックス
• 減圧耐性
技術仕様
メカニカルムーブメント
• セリタ SW 510 M 手巻きムーブメント
• 23石
• 毎時28,800 振動
• 耐磁性能4,800A/m、DIN8309準拠
ケース
• ポリッシュ仕上げステンレススチール
• 衝撃耐性のある強化アクリル風防
• ねじ込み式ステンレススチール製裏蓋
• 20気圧防水、DIN 8310準拠
• 減圧耐性
機能
• 時、分、秒、クロノグラフ
• 夜光塗料付きの両方向回転パイロットベゼル
• タキメーター
Sinn テクノロジー
• D3システムのリューズ
サイズ
• ケース径： 41 mm
• ラグ幅： 20 mm
• ケース厚：14.8 mm
• 時計本体の重さ： 69ｇ
文字盤と針
• シルクマットのブラック文字盤
• 夜光塗料を施したインデックス
• 夜光塗料を施した時分針
• アプライドインデックス
ストラップ
グリーンとブラックのボアレザー、特別ボックス
発売予定
2024年初夏
予価
税込￥660,000（本体￥600,000）
（以上、ホッタ新製品紹介パンフレットより）
店主の感想：ジンの手巻き式クロノグラフは過去に発売された中でも非常に数少なく155モデルがその中でも人気度が高く、今でもそのクラシカルな出立に魅力を感じて探し求める方が多くありました。155の人気にあやかり数年前に自動巻き式で158モデルが発売されましたが直にセルアウトしてしまい、155に近いデザインを探し求める方の多さに驚きを隠せませんでした。今回の「103.St.Ty.Hd」はデザインでは今までの 103シリーズと変わりありませんが、手巻き式クロノグラフという点でクラシカルなイメージを醸し出しています。又、凸型の耐衝撃性強化アクリルガラスがクラシカルさを演出し人気度を高めています。そして、V型に並んだクロノグラフが生産終了の103.Klassikと同様ホワイトカラーでブラックダイアルから浮き出ているところが絶大に人気を集めることになりそうです。
今週の付録
上野噴水広場にて「第8回 酒屋角打ちフェス (カクフェス2024春)」が2/16.17.18開催中です。
お酒好きの方は全国のお酒の利き酒ができます！覗いてみてはいかがですか！？（泥酔いにならないように！）
