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2023.10.17

SINNSHIGERUのつぶやき新製品新入荷

ジンが開発した特許申請中の新素材ゴールドブロンズ125を回転へゼルに採用した高強度チタン製ダイバーズウォッチ

『Sinn・T50.GBDR』

※以下SinnオフィシャルHPより引用

ゴールドブロンズ125と名付けたこのブロンズ合金は、不純物が少なくその8分の1がゴールドで、一般的なブロンズ合金に比べて海水に対する耐食性も向上しています。
このモデルは安全性を重視したコンセプトで設計しており、特殊結合方式で固定した逆回転防止ベゼルは不意の衝撃でも外れることがなく、意図せず回転してしまうことがないように、押して回さなければ回転しない誤回転防止構造を持っています。さらにダイヤルレイアウトを必要最小限にまで絞り込み、暗所や視認性の悪い状況下でも設定時間を確実に読み取れるよう、夜光カラーに色分けを施しています。時針とダイヤル上のインデックスはグリーンに、分針と秒針、そして回転ベゼルのメインマークはブルーに発光します。4時位置のリューズやArドライテクノロジーにより、装着感と機能的信頼性も高めています。

【ムーブメント】

  • SW300-1(自動巻/25石/28,800振動)
  • 駆動時間:42時間
  • 耐磁性能:4,800A/m(DIN8309準拠)

【機能】

  • 時・分・秒(センターセコンド)
  • デイト表示
  • 発光色の異なる夜光を施した時分針とインデックス

【ケース・ベルト】

  • ケース:高強度チタン
  • ベルト:テキスタイルストラップ(ピュアチタン尾錠)またはピュアチタンブレスレット
  • 風防:両面無反射サファイアクリスタル
  • 回転ベゼル:ゴールドブロンズ125
  • 特殊結合方式と安全システム搭載の逆回転防止ベゼル
  • リューズ:ねじ込み式
  • 裏蓋:高強度チタン、ねじ込み式
  • 防水性能:50気圧防水
  • 減圧耐性
  • Arドライテクノロジー搭載

【サイズ・重量】

  • ケースサイズ:直径41mm×厚さ12.3mm
  • 重量:58g(ベルトを除く)
  • ベルト幅:20mm

【その他】

  • 保証期間:3年
  • 船級・認証機関DNV(旧ゲルマニア・ロイド)検定済み

税込価格 ¥858,000(税別価格 ¥780,000)

※チタンブレスレット仕様は税込価格 ¥939,400(税別価格 ¥854,000)

【ゴールドブロンズ125について】

ジンが開発した特許申請中の新素材。従来のブロンズ合金の銅とスズにゴールドを12.5%混合したブロンズ合金で、一般的なブロンズ素材で添加物として出現する他のあらゆる金属を検出限界値まで排除し、海水に対する耐食性と肌への適合性を高めた素材です。酸化による変色や経年劣化は起こりますが、通常のブロンズに比べ表面の変色は緩やかです。また、黒ずみは付属の専用お手入れクロスで簡単に落とすことができます。

【ジンが採用しているチタンについて】

※「Sinn Mail magazine special contents vol.53より引用

チタンの発見は18世紀で、金属材料として実用化されたのは1946年と言われています。工業製品としてのチタンは、比較的新しい金属です。現在、チタンは航空宇宙開発から電気設備、自動車、医療など幅広い分野で使われており、様々な用途での可能性を秘めている素材です。チタンと一口に言っても合金を含めると様々な種類があります。ジンでは“ピュアチタン(純チタン)”と呼ばれるグレード2と高強度チタン合金であるグレード5のチタンのみを使用しています。グレード5のチタン「Ti-6Al-4V」は、アルミニウム6%、バナジウム4%を含む金属で、日本では「64チタン(ロクヨンチタン)」と呼ばれています。これらは腕時計には理想的な素材で、ジンはこの「T50.GBDR」に採用しています。

チタンのグレード5は非常に硬く、耐食性があるため、耐圧ケースをより薄く作ることが可能です。同じ圧縮強度を得るには、グレード2の場合だとケースと裏蓋を厚くしガラスリングを強化する必要があるため、ジンではダイバーズウォッチにはグレード5を採用しているのです。日本ではレギュラーモデルではありませんが、レディース角型の243シリーズのチタンもグレード5です。グレード5は研磨が可能でありグレード2は研磨ができないため、ポリッシュ仕上げを施す243シリーズではグレード5を採用しています。ちなみに、時計ケースがグレード5チタンであっても、ブレスレットやベルトのバックルはすべてグレード2を採用しています。何故なら、以下の特徴でもご紹介いたしますが、グレード5は非常に硬いためプレス加工ができないからです。

#01 軽い

チタンの特徴として一番に知られているのはその圧倒的な“軽さ”です。具体的な数値で表すとステンレススチールの比重が7.9であるのに対し、純チタンは4.51、チタン合金は4.8で、ステンレススチールの重量の約60%です。銅と比べると半分程度の軽さで、製品の軽量化による低燃費化が重要な航空分野では、需要が拡大しているそうです。

#02 強度が高い

チタンの強度はグレード2で340~510 n/mm2(=MPa)、グレード5で約900 n/mm2(=MPa)で、鉄やアルミに比べ2倍以上の強度を誇ります。ちなみにステンレススチールは700 n/mm2(=MPa)です。メリットである反面、強度が高いがゆえに加工の難易度も高く価格が高めになりますが、それを持って余りある利点があると言えるのがチタンです。

#03 サビにくい

チタンは塩水にとても強い耐性があり、一般的な金属にとって腐食しやすい海水などの過酷な環境下でもサビにくいため、橋の脚などにも使われています。腕時計としてはダイバーズウォッチに最適な素材と言えます。

#04 金属アレルギーを起こしにくい

金属アレルギーは、汗などの水分と金属が反応して発生するイオンが原因で起こります。チタンは空気に触れると酸化被膜を作り、アレルギーの原因となるイオンの発生がとても少ないため、金属アレルギーが起こりにくいのです。それゆえに、腕時計や眼鏡など肌に直接着けるものや医療用の器具に適しており、これも他の金属と大きく異なるチタンの特性のひとつです。

#05 熱伝導率が低い

寒い季節にチタンの時計を身に着けると、『ひやっ』とする感覚が少ないことに気が付かれると思います。これはチタンの熱伝導率が低く熱や電気を通しにくいという性質によるものです。純チタンの熱伝導率は鉄の約1/4、銅の約1/23です。身に着けたときに肌の熱が奪われにくいため時計などは快適な着用が可能で、熱の影響を受けやすいエンジン部品などにも多く使用されているそうです。

ちなみに、表面の硬さを表す“硬度”についてはステンレススチール(316L)が約200HV(ビッカース)であるのに対して、グレード2は約150HV、グレード5で約350HVです。

このような特徴を踏まえ、ジンでは今年の新作Tシリーズにこのチタンを採用いたしました。ケースベゼル共にチタン製のT50と、ケースはチタン製で回転ベゼルが新素材のゴールドブロンズ125製のT50.GBDRがあります。T50のサンドマット仕上げのチタン製ケースは、ステンレススチールと比べ少し黒みを帯びており、とても精悍な印象です。肌馴染みが良い色味のゴールドブロンズ125製ベゼルを搭載したT50.GBDRとは印象が大きく異なります。Tシリーズは以下のように機能性、耐久性、信頼性が高いダイバーズウォッチです。

店主のつぶやき:ジンコールドブロンズは夏発売された世界限定300本の『T50.GOLDBRONZE』が即売り切れになったように、画期的な素材で今回の『T50.GBDR』も回転ベゼルに採用され渋くゴウジャスな輝きを放っているスポーツラグジュアリーダイバーズウォッチです。ケースにはピュアチタンを採用の軽量でかつ径41ミリと比較的小型化・テキスタイルストラップの軽快な着け心地が人気を博すことになるでしょう。もちろんジンのテクノロジーが満載されどんなスポーツシーンでも安心して使えます。

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