2023.9.11
新開発の「自社製GMTキャリバー」を搭載したハイスペック・モデル『ボール・エンジニアⅢ・アウトライアー』3種類揃踏み
「異端児=アウトライアー」と名付けられたこのモデルは
既存の価値観から脱却して新たな世界にチャレンジするコンセプトのもと開発されました。高機能な904Lステレススティール製のケースに、操作性に優れるGMT機能付きの自社ムーブメント「キャリバー RRM7337-C」を搭載。リューズを1段引いたポジションで短針を単独可動(1時間毎)できる構造となっており、早送りも早戻しも調整が可能。日送り車も連動して動くため、カレンダーをローカルタイムの日付に素早く設定できます。さらには「スイスC.O.S.C.のクロノメーター」を取得していますので平均日差-4秒~+6秒以内の高精度を保証。またその他にも、特殊合金ミューメタル製インナーケースを内蔵し80,000A/m(1,000 ガウス)までの磁気耐性や5,000Gsまでの耐衝撃性も備え、通常の機械式時計のスペックを優に超える性能を有しています。
短針(時針)を単独可動させる独自機能
出張やご旅行など海外渡航先の空港に着いた時には、まず時計の時刻を現地時間に合わせる方が多いと思います。現行機ではリューズ操作によって時分針を同時に回転させてこの設定を行うのが一般的ですが、この「アウトライアー」は真のGMTウォッチらしくリューズ操作によって短針(本時計)を単独で早送りや早戻し(1時間毎)することができますので(この操作中に分針は連動して動きません)、時刻修正を速やかに行えます。
GMT(第二時間帯表示)
GMT機能付きの時計は通常の時計に比べ時針が1本多く、本時針が12時間で1周するのに対し、オレンジ色が先端のGMT針は24時間で1周し、24時間目盛りで第二時間帯の時刻を読み取ります。この「アウトライアー」にはインナーリングと両方向回転ベゼルの2ヶ所に24時間目盛りが配されていますので、同時に3ヶ国の時刻を読み取ることが可能です。
スイスC.O.S.C.認定クロノメーター
正確な時刻の追求は、ボール ウォッチが鉄道時計の製造をスタートした19世紀末から続く伝統です。文字盤下部にある「CHRONOMETER」の表記は、高精度の権威で第3者機関であるスイス・クロノメーター検定協会(Contrôle Officiel Suisse des Chronomètres, C.O.S.C.)による15日間の厳格な精度テストをパスした証しです。検定は恒温状態を保ちながら15日間、3温度、5姿勢で行われ、日差が-4秒から+6秒以内に収まっていることが条件とされます。
ムーブメント
◆ 自動巻(BALL自社製キャリバー RRM7337-C)
◆ スイスC.O.S.C.のクロノメーター
機能
◆ 時、分、秒針、日付表示
◆ 針・文字盤に29個の自発光マイクロ・ガスライト
◆ GMT機能(第二時間帯表示)
◆ 両方向回転式ベゼル(24時間目盛り付き)
耐衝撃性
◆ 5,000Gs 耐衝撃性(高さ1.0mから自由落下にて木の床に落とした時に受ける衝撃と同等の衝撃テストをクリア)
防水性
◆ 200m防水
耐磁性
◆ 80,000A/m 耐磁性能(ミューメタル製インナーケース)
ケース
◆ 904L ステレススティール
◆ 反射防止処理済ドーム型サファイアガラス
◆ ねじ込み式リューズ
サイズ
◆ 径 :41.5mm
◆ 厚さ :13.5mm
◆ 重さ :約164g
バンド
限定モデル
◆世界限定1000本
ダイアル
◆ ブラック
◆ブラック(セラミックベゼル)
◆ホワイト