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2021年09月16日

# ミヤブロ

ペキニエマニュファクチュールを知ろう(EPM01,02)


皆さんこんにちは〜





前回は生い立ちの様な感じでしたが今回はムーブメントについてのご紹介です。





ペキニエのマニュファクチュールと言えば、2011年に発売したEPM01👍👍その後に出たEPM02





EPM01はパリロワイヤルとかリューロワイヤルですね!(他も多数ありますがね・・)





リューロワイヤル😁😁EPM01




EPM02は手巻きムーブメントです😎





手巻きムーブメントのEPM02はスペックとしては





バレル(香箱)以降の輪列方向を変更、スモールセコンド位置を6時に変更、100時間パワーリザーブ、EPM01(カリブルロワイヤル)から付加機能(日付けとかムーンフェイズね!)全て無くしたが、センターシャフトドライブは健在!





その結果、ペキニエマニュファクチュール、つまり、フレンチマニュファクチュールのエントリープライスモデルとして人気です!





EPM02手巻きムーブメント搭載!








まぁ前回ご紹介した大変ご立派なムーブメントですね😎





このペキニエは独自の開発で国際特許をつも取得しているのを何気に誰もその事をあげてくれないので寂しい限りです😭





簡単に特許の事を紹介しますが・・・





①まずバレルですね下の写真の一番左ですがセンターシャフトドライブ方式を作り 世界初、香箱ドラムを直接巻き上げる機構で特許を2つ取得しています。





②次に下の写真の左から2番目の写真でリューズについてですが、手巻きへ切替(自動巻の時計を手巻きすると切替え車の故障に繋がりますよね?ペキニエは大丈夫!)&容易なカレンダー調整(1段階のリューズの引き出し後、上下の回転で調整可能)、安全性、感覚的な確認 リューズによる日付&曜日の修正👍これでさらに二つの特許を取得しています。





③次にムーンフェイズですが135枚歯による高精度型 (122.5年で約1 日分の誤差)これでも特許を1つ取得しています。





④最後の4枚目の写真はフラット3ディスク・ジャンピング・デイデイト 段差の無い3 枚のディスク(三枚のディスクは曜日、日付の一桁に付き一枚で計二枚です)を同時に 1/10 秒でジャンプさせる世界唯一の仕組み。 調整禁止時間帯無し😎(ここ熱いね!)これで3つの国際特許を取得しています。









左からバレル、リューズ、ムーンフェイズ、フラット3ディスクの画像です。





4つの項目を全部足すとこれで計8つの国際特許になる訳です。





通常の機械式時計は香箱と一番車が一体式の為、香箱芯を回すことでゼンマイを巻き上げその溜まった力で香箱(=一番車)を動かす方式をとっていますが、ペキニエのEPM01は全く新しい発想で逆に香箱を回す事でゼンマイを巻き上げその溜まった力を利用してセンターシャフトを動かし同軸にある香箱芯を動かし一番車を作動させる方式です!まさに一番車と香箱が別体式のためになせる技です👍





従来の機械式時計は下の画像は参考ですが、通常の機械式時計は香箱にかかる横方向の力が強くどうしても香箱の軸受に力がかかります。それが修理費用に影響(例えば香箱の交換とか・・)が出てくる訳です。コスト的にもこれが良かった面もあり250年間この方式で機械式時計はやってきました。









下の画像はセンターシャフトドライブの画像ですが、香箱と一番車が別体式の為横方向への力が軽減するという意味が下の画像を見ると何となくわかると思います。









最後にペキニエのEPM01のもう一つの特徴が付加モジュールを持たない事です!





付加モジュールなしですべての複雑機構を基礎ムーブメントの地板に組み込んだのは、世界で初の試みです。通常の時計は付加モジュールを使用して日付けや、ムーンフェイズ、クロノグラフなどを使用しているものも多いですが、ペキニエのEPM01は全てムーンフェイズや日付けなども地板に組み込んだ機構を作ったのです!





これは要は付加モジュールを使わない事でエネルギーロスが非常に少ないのです。





だから長時間(パワーリザーブ88時間中、72時間は)トルクフルで安定したエネルギー供給が出来るわけであります。





いわば「モジュール」とは住居で言えば2階建て、2階に用事があれば階段上らないとならないわけですから、時計も付加機能をモジュールすれば(2階建ては)余計なエネルギー消費が必要なわけです。





誰もが階段を昇れば “はぁはぁ・・・” とエネルギー消費するわけです。





あれが答えです(笑)





ここまで書いてきた事でペキニエは250年続いてきた機械式時計の概念そのものを打ち砕いたと言えると思うのです。





今現代の時計業界と言えばちょっと変わった素材を使用してウン百万、だとかちょっと便利な機能付けてウン十万円定価を高くしたりする風潮が見られがちです。決してそれが悪いわけではないとは思いますが概念を打ち砕くほど進化をしているとは言えないはずです。





とは言え、このペキニエのセンターシャフトドライブ機構をがあれば決して高強度の時計だとか、寿命の長い時計と確実に保証出来るものでは無いと思います。(言っておきますが実際の所、販売間もなく修理入院みたいのは今の所、当店ではありませんね😎)しかし今まで全く無かった理想的な新しい概念の時計を具現化したという事に物凄くロマンを感じませんか?





購入者はこの一味違ったロマンある時計を所有する喜びを感じる事ができると思います😭





誰もがスイスの時計業界のルーツを探っていけばフランスで始まった西暦1700年頃の宗教戦争を期にジュラ地方に逃げたフランスの時計師たちが今のスイスの時計業界を作ったと分かるはずです😎





そうです!現代スイス時計史はフランスから始まったのです





どこの時計雑誌やメディアなどを目を通しても時計業界の中心はスイスで実際それは間違っていません。しかし現実にフランスのモルトーでも見られるように時計産業のシーンは確実にフランスにもあります😬





この筆者のフランス時計への熱い思い伝わりましたか?皆さんもロマンある知的財産的なフランスの時計を楽しんでいただけると幸いです😁





それでは今回はこの辺で・・・さいなら〜😬


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